林活議連県外調査(1日目)

 県外調査が続きます。今日からは、県議会の「森林・林業活性化促進議員連盟」で2泊3日の県外調査が行われます。昨日までの自民党青年局福島県警戒区域視察が終わり、そのまま仙台市に入り1泊し、仙台森林管理署で合流しました。

 仙台森林管理署では、東日本大震災後の「海岸防災林の復旧の取り組み」について、署長さんや担当職員の方に説明いただきました。

 海岸防災林復旧による将来イメージが上の写真になります。海に面する防潮堤は国交省の所管で7.2mの高さになり、防潮堤から貞山堀までの間に、保安林(海岸防災林)を造成する計画になります。東日本大震災で地盤がえぐられたり、沈下等によって以前の防災林が根返りで流失したこともあり、復旧においては、地下水が流れている上に、生育基盤をつくるため2~3mの盛土を実施し、津波に対して根返りしにくい構造で防災林の再生に取り組んでいくとのことでした。

 1,000ヘクタールの防災林造成計画の内、現在は数ヘクタールの造林のみで、今後スピードアップを図り整備していくことのことでした。なお、盛土のための土よりも、それを運ぶダンプが足りないため、賃金も高く設定されているようで、1日1,000台以上のダンプが走っているとのことでした。また、諸経費は1ヘクタールあたり2億円とのことで極めて大型の復旧事業となっています。

 仙台森林管理署の説明の中で、防災林の果たす役割・意義についても、災害防ぐ以外に、風よけ(震災でなくなってから、2km先まで風が来るようになったとのこと)や音消し(震災でなくなってから、近隣住民に波音がかなり大きく聞こえるようになったとのこと)の役目もあり、津波でなぎ倒された流木によって家屋が壊されたことをも乗り越え、住民の方々には理解してもらえているとのことでした。

 これからバスで山形市へ向かいます。

右松たかひろ

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