みぎまつマニフェスト2007の再点検(4) ~観光のまち再生~

  「みぎまつマニフェスト2007~宮崎県改革~」は平成19年(2007年)3月に発表したものです。

    続いて、4つ目の柱である「観光のまち再生」について、2年半前の「みぎまつマニフェスト」を再点検したいと思います。サブタイトルは、「私たちが誇る歴史や文化、景観、気候などの観光資源を生かしたまちづくりに努めます。」

  「観光宮崎の復活」は、私の政策課題でも重要な位置を占めています。宮崎は他県にはない自慢のできる固有の素晴らしい観光資源をたくさん有しています。サブタイトルにもある、古代みやざきの神話から始まる歴史や伝統文化、芸能、そして自然やスポーツ環境などを十分に生かした魅力溢れる観光地づくりを進めていかなければなりません。一時的な観光浮揚政策ではなく、数十年先を見越したビジョンとコンセプトを兼ね備えたものでなくてはなりません。

  具体的な取り組みとして、マニフェスト2007では以下のことを項目立てとして記載しました。

  1. 青島など宮崎を象徴する観光地の再生に力を入れる~個別施策として、(1)旧橘ホテルの早期解体と周辺整備の中で水族館の新設に取り組む (2)マリンスポーツレジャーの拠点作りに力を入れる (3)高千穂鉄道の早期再開を目指す→残念ながら2008年12月に全線廃線
  2. 地元の伝統文化の発掘と普及活動に力を入れる~個別施策として、(1)神話を素材にした官民共同の映画フィルムの制作により、ふるさと宮崎をPRする (2)その地域ならではの祭りの普及活動に尽力する (3)伝統工芸・文化の再発見と復活に取り組む
  3. 健康みやざきとスポーツランドみやざきの確立を目指す~様々なスポーツに適する環境や健康への意識が高い県民性を通し、人々の交流活動を活性化していく

  観光宮崎のシンボルの1つである青島の再生は、旧橘ホテルの解体とコテージ建設だけでは不可能です。周辺地域も含めた再開発が必要で、シルバータウン構想に特化せず、子どもからお年寄りの方までが楽しめる町おこしが必要で、その起爆剤に前述のレジャー施設を活用することも要検討です。箱物施設の全てが無駄や悪ではなく、要は集客力があり、地域おこしの核となり得るならば、むしろ積極投資をしていく姿勢が大事だと考えます。そのような魅力のある施設を造れるかどうかが問われるわけです。その対極にある考え方で今進められているのが、住吉海岸の侵食対策となるヘッドランド構想です。効果に疑問の余地があり、自然景観を著しく損なうコンクリート構造物は、観光宮崎に不適切で、将来に禍根を残す施策と考えます。宮崎の財産の1つである砂浜を私達の代で様変わりさせることに、私は大きな抵抗感を感じざるを得ません。

右松たかひろ

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