防災対策特別委員会・県北調査(1日目)

 今日から2日間、防災対策特別委員会で県北調査が入っています。初日の今日は以下の内容で行われました。

1.知事公舎見学

     

  河野知事がわざわざ出迎えられたことには一同驚きましたが、約10分という短い時間の中、大会議室にて上の写真にある「情報表示用モニタ」を使いながら、県庁と知事公舎をつなぐ防災関係システムの概略について説明を受けました。衛星と地上回線で、災害対策室や危機管理課等とテレビ会議が出来るようになっています。災害現地と直接結ぶのではなく、あくまでも県庁との通信回路になっています。

2.細島港の防災対策

     

 県の162tタグボードに乗り、建設中の南および北沖防波堤を視察しました。南防波堤は直轄事業になっており、全体延長600メートルで全体事業費は400億円になります。北沖防波堤は県交付金事業で、全体全長450メートル、全体事業費は160億円です。細島港の役割は非常に大きく、九州一円の貨物の取り扱いを可能とする“扇の要”として期待されています。東九州自動車道、九州中央自動車道がつながれば、飛躍的に発展をしていくことになります。今回は、防災対策の観点から、地震津波対策としての防波堤の役割と工事の進捗状況を現地確認することが主な目的となりました。

3.延岡市別府町自主防災組織との意見交換

 自主防災組織で先進的な取り組みをされている、別府町(びゅうちょう)の方々と意見交換を行いました。旭化成の工場が隣接しており防災意識が高いこともあり、地区の青年団のようなグループが中心になり、平成13年に自主防災組織を発足しています。前回の県南調査での島山地区自主防災組織と同様に、別府町も細かく組織建てをしていました。情報班、消火班、救出救護班、避難誘導班、給食給水班というふうに、町内会の方々で班分けしています。避難訓練も、基礎訓練から、「自衛隊との共同訓練」まで住民挙げてしっかりと行われており、防災への意識の高さが伺えました。地区の悩みとしては、津波対策です。河川もあり海岸も近く、海抜も2~3メートルと低い上に、町内に高い建物が無いということで、今後の重点対策として津波での避難対策を進めているところとのことでした。

4.宮崎県防災士ネットワーク

 23年7月現在で、宮崎県では514人の防災士がいます。県の減災計画における取り組みの進捗状況としては極めて優良な数字です。とりわけ県北の取り組みは特筆しても良いものです。今回、様々なお話を伺いましたが、防災士を上手に使い、自主防災組織率を上げていく工夫の必要性を感じました。私からの質疑として、一つは、県内5つの支部の人数の違いは、各支部の取り組みや運営面での差が現れているのかどうか、二つ目として、消防団との連携や情報交換などの取り組み状況などについて行いました。

右松たかひろ

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